日本中のゼット世代も彼の親世代も、祖父母世代までが知っているイケメン演技派俳優が松坂桃李さん!
彼の作品はずっと以前より見てきました。
特に印象深かったのは、2019年ドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)です。
彼は建築士・鮎川樹役ですが、事故が原因で下半身不随で車いす生活を余儀なくされていました。
周囲へ迷惑をかけたくないからと、いつも表に出ないように出ないようにしてきていたんです。
もちろん、恋愛なんてもってのほか。
恋愛の先に見える結婚・子作りができないと思い込んでいたからです。
作中では、ヒロインの川奈つぐみ(山本美月さん)が自分の世界に閉じこもった鮎川樹の殻を破り、見事にゴールインというお話でした。
松坂桃李さんは派手なイメージが一切なく、普段の受け答えも控え目ですし役柄同様に真面目な方だと画面ごしにずっと思ってきたんです。
正直、その頃は『真面目なイメージが強すぎてこの役はピッタリだけど、演技の幅は限定されちゃうのかな』なんて思いこんでいました。
でも、個人的には浮ついていないお人柄が好きで色々と作品は見ていく中で、センセーショナルな作品に出合ったんです!
映画『娼年』って皆さんご存知ですか?
主演・森中領というキャラクターで、彼は娼夫なのであらゆる女性の欲望を満たす仕事をしています。
作中でもベッドシーンが何度も登場していました。
さらに驚いたことに、その映画への質問でどなたかが『ベッドシーンだと自分の癖が出ないんですか?』と松坂桃李さんに質問をしたんですよ。
(テレビのバラエティ番組だったと思いますが、詳しく思い出せないのが悔しい…)
『監督さんや現場の方の声を聴きながら動くので、自分の癖は出ません』ときっぱり否定されていましたが、リアルなベッドシーンを見るとプライベートとリンクさせてしまう女性ファンはきっと私だけじゃないですよね!?
『そうなんです、つい癖が出てしまって恥ずかしい…』と笑いをとらない辺りがやっぱり真面目!(笑)
映画『娼年』を見るまでは、演技の幅が限定されるなんて思っていた自分の思考の方が先入観タップリだったことを反省しました。
俳優という職業を侮っていました。
そんな彼は今や演技派として確固たる地位を気づき、ドラマ・映画や舞台などで引っ張りだこです。
プレイベートでも
- 2020年12月:女優・戸田恵梨香さんとご結婚
- 2023年5月:第一子誕生
幸せそうなニュースが続いています。
これからは、父親役のお仕事依頼も殺到しそうですし、益々松坂桃李さんの活躍を応援したいです。